トロント留学中に行くべきグルメ【オイスターバー】



こんにちは。甘味です。
そういえば、トロントなどに代表される五大湖沿岸や東海岸の近い場所場所ではオイスターが結構有名らしいのです。北海道出身でグルメ大好きの甘味からすると、北米のオイスターも体験したいところですね。

オイスターのグルメとしての特徴としては何といっても地域ごとの味の違いです。日本国内の牡蠣でも地域によって味が違うので、海外産の牡蠣の味についてもグルメ愛好家の甘味としては知っておきたいところであります。

そんなわけで、初めてトロントでオイスターバーに飲みに行ったのですが、美味しすぎて酔いも冷めやらぬままに書き残していきたいと思います。やはりどこの国や地域に行っても牡蠣はおいしいですね。

トロントのオイスターバーはちと高いが美味いらしい

そもそも甘味は、節約ライフをトロントで行っていました。なぜなら、甘味は基本的にはグルメが大好きなのである。その一撃のために力を蓄えていたといっても過言ではない。少なくともに日本では、安くておいしいお店を探すのが大好きであった。

しかしここはカナダのトロントである、安くておいしいお店なんて都合の良いものは無い。おいしい物は相応の対価が必要である。等価交換である。そこで甘味は節約してその一撃をお見舞いできるお店をトロントで一か月探したのである。

そこで見つけたのが、オイスターバーである。オイスターは日本でも食べられているが、トロントやアメリカの東海岸でも有名である。今回はそこに目を付けた。甘味は北海道出身のため北海道産のカキを食べる機会もあるし、他の地域のカキも食べたことがある。おつまみマニアの甘味からすると是非ともとトロントと北海道のオイスターを比べたくなる。

そういったこともあり、トロント市内のいろいろオイスターバーを調べていると、近所に「Rodney's Oyster House」と呼ばれる有名なオイスターバーがあることに気づいた。詳しく調べてみるとここのオイスターバーはトロントでも非常に有名らしい。かの有名なメジャーリーガー(現在ソフトバンクホークス)の川崎選手も来ていたらしい。ちょっと高いらしいがこのオイスターバーに行ってみよう...とのことで今回はそのレポートを載せましょう。

初のトロントのオイスターバーでソロ飲みなのでかなり緊張。

実際にインターネット検索して近くのオイスターバーへと行ってみることにした。
まずはお店の情報から...
HPはこれ
https://rodneysoysterhouse.com/
英語で意味不明かもしれないが、雰囲気で美味しそうなのは伝わると思う(てか実際美味い)。オイスターの種類にすでにワクワクしている。日本でも仙鳳趾産の牡蠣や厚岸産の牡蠣、岡山の日生の牡蠣などといった感じで地域ごとに分かれているのはよく目にしますね。そこはカナダも日本も共通しているところですね。

トロント現地時間の土曜日だったので、ピークタイムを避けて来店。5分くらいで席に案内された。すぐにメニュー表を渡されるが、初見では何が何だかさっぱり理解できず。いわゆる岡山県産とかサロマ湖産のオイスターと書いてあるのだろうけど、地域によるオイスターの差は初心者の甘味にはわからないのでとりあえずスルー。

しかし、店内は、テナントのビルのWi-Fiが使えるので、翻訳アプリは辞書アプリは使用可能なので問題はないだろう。
メニュー表もおしゃれ

値段とかはもはや見てもしょうがないから適当に注文しよう。「Beer and four piece of oysters, pleasse」とつたない英語で注文する。本来であれば産地や値段を見て注文するのだが、よくわからないので適当。ぼったくられてもいいやという気持ちが大事。

ビールは好みが聞かれる、「Draft Beer?」、「Light, Medium, or Dark beer?」うろ覚えだがこんな感じ。とりあえず、「Light」と注文。その判断は間違い無かった。ビールは銘柄はわからないが癖がなく、魚介には非常に合う感じだった。

オイスターの種類はかなり多くトロントでも産地別に分かれている。


そうこうしている内にオイスター襲来である。日本と異なりレモンの他にホースラディッシュが付属していくるのが意外だった。そしてこれが甘味にカルチャーショックを与えるのであった...これがオイスターにとても合致したのである。日本で牡蠣を食べるとなるとやはりレモンやポン酢といった調味料が候補に挙がる。

大きさは割とまちまちである(産地がそれぞれ違うらしい)


実食..
(;甘)...これは...
日本ではあまり堪能できないオイスターの味である。まさに新世界、異文化、海外ここに極まれりという感じ。ホースラディッシュがこんなにもオイスターに合うのか...日本ではレモンかポン酢一択だもんな。カルチャーショックである。帰国した後で日本の牡蠣を食べる機会があるのなら山わさびを付けて食べてみたくなる。
これは小ぶりのやつだが味は濃厚

そしてこれがビールと合うのである。こちらのオイスターは意外にも磯臭さはそんなにはないのである。日本だと鮮烈な磯の磯の味が伝わるのが多く、海を食べているような錯覚がするのであるが、こちらは割とマイルドで控えめである。そういった中でもオイスター本来のクリーミーさが残っていて、非常に食べやすい。多分苦手な人でも食べられるかもしれない。

そうこうしているうちにすぐに4ピース食べてしまった。ビールもちょうどなくなり第二ラウンド開始である。

ほろ酔い。暴走は止まらず(笑)

オイスターはとてもおいしく、当初の予定よりも多くのオイスターを注文することを決意しました。
キャプテンフィリップスみたいな店員さんに、(”甘)「six peace of oyster s and beer please」と注文。甘味はもはやほろ酔いなので(甘)「It's amazing, I like it!! 」などと意味不明な供述もし始めた(笑)。

もはや値段は見ないことにして、第二ラウンド突入である。今度は6ピース、多分全部産地が違うと思われる(産地を聞き取る英語力はなかった...)。

今回は先ほどとは違う味付けにチャレンジ。まずは隣のナイスガイがやっていたタバスコからチャレンジ。これはこれで美味しい。日本ではあまり食べないパターンではあるが、イケる。ただし強烈な辛味とオイスターの味がちょっとぶつかっているかな?ちょっとおしい。

次には、来店時からずっと気になっていた謎のソースにチャレンジ。ソースには「Seawitch Sause」と書いてある。見ただけでは意味不明なので、とりあえず実食。
見た目はなんとなくトマトソースを彷彿させる...

(甘)...........
(;甘)これ...ハチャメチャに美味いぞ!
シェフを呼んでくれ。もしくはこれどこで売っているのか教えてくれというレベル。美味すぎる。多分トマトベースのソースなのだが、甘みが残っていて、トマトやケチャップ特有の強い酸味はない、単純なトマトソースではない。辛味も強くないし、サルサソースとも似ていない。これは一体何なんだ(多分サルサソースだとおもいますが(笑))。
ソースとホースラディッシュがこれがまた合うのである

そしてこれが凄まじくオイスターに調和する。お互いの味を全く邪魔しない。余ったソースをオイスターの残ったミルクに混ぜて飲んでしまうレベルである。日本で再現したいが、再現の仕方がわからん...悔しい限りである。

といった感じで甘味のトロント留学での最初で最後の豪遊は終了である。
お値段は...


(;甘)67.○○CA$....
まあ、あんまり見なかったことにしよう。クレカで払ってレシートは即廃棄である。
美味に価格つきものである。仕方ないのである。二次会分は楽しめたからよしとする

トロントの飲みのシメはホットドックがコスパ最強

やはりトロントで飲むと一件だけでも高額になってしまうので、満腹とはいかなかった。しかし小腹がすいてしまう(最近食べ過ぎなのでは...)
気づいたら手に持っていた。

い つ も の ホ ッ ト ド ッ ク

なんでだろうか、すんごく雑なのに、何度も食べたくなる感じ、海外なのに無意識に締めラーとか牛丼を食べる感じ、深夜に暴食する背徳感。そういったものがトロントのホットドック屋にはあると思う。

トロントのホットドックは深夜でも至るところで屋台をやっているので、少し大きな通りを歩いていればすぐに見つけることができます。

トロントはオイスターの他にもロブスターも絶品

トロントに限らず、カナダって聞いてどういったグルメを楽しんだら良いのかというのは意外にも悩ましい所です。アメリカのグルメだったらハンバーガやステーキ、ヨーロッパであれば、ピザやパスタ、ワインやビールといった感じで分かりやすいのですが、なかなかカナダと聞いてピンとくるグルメというのは浮かびにくいのが現状です。

少し調べてみると、カナダのグルメとしては、オイスターの他にもロブスターや伝統的なおつまみであるプーティン(デミグラスチーズのかかったフライドポテト)といった感じのものがあります。地域ごとの味の違いが出るオイスターも良いですが、日本だとあんまり馴染みのないロブスターというのもかなりグルメの候補としては魅力的ですね。

結局後日、トロント滞在中にオイスターに並ぶ名物であるロブスターをソロで食べに行きました。こちらのグルメもオイスターに負けずおいしかったです。値段は少ししますが、トロント来訪の際には是非とも食べてみることをおすすめします。

甘味がトロント滞在時にいったロブスターのレビューはこちらになります。