京都丹後の日本酒。それは人喰い岩【日本酒】

こんにちは甘味です。
今回は久し振りに新しい日本酒を飲みましたので、そのお話をしたいと思います。
最近観光役立ち系の記事が多かったので、久しぶりにお酒の感想の記事になります。

京都の日本酒”人喰い岩”


今回のお店ではいくつかの日本酒の種類がありました。その中でも度数が+13とひと際目立っていたのが、この”人喰い岩”という日本酒の銘柄でした。いろんな名前の日本酒をこれまでにも見てきたけれども、これほど恐ろしい名前を冠した日本酒には出会ったことがありません。少しワクワクしてくる感じもあり、ついつい注文してしまいました。

名前と度数を見るとなかなかに強烈そうなイメージですが果たしていったいどのような味になるのでしょうか。

”人喰い岩”は味は意外にもすっきり系の日本酒

恐る恐る人喰い岩を飲んでみると、意外や意外、人喰い岩という恐ろしそうな名前とは一変、すっきりと癖がない感じでした。飲んだ後も良い意味で残らず、キレがありスイスイと飲めてしまう日本酒でした。

人喰い岩はかなり落ち着いた印象のある日本酒だったので、いろんなおつまみが合うかなといった感じでした。魚もよし、天ぷらもよしといった感じで和食ならなんでも合いそうです。

辛口の日本酒はこれまでにあんまり飲んでは来なかったのですが、こういったすっきり系であるのであれば、今後も気軽に辛口の日本酒を頼むことができそうです。

”人喰い岩”は京都丹後のお酒

人喰い岩はどこのお酒なのかというと、京都の丹後と呼ばれる場所のお酒になります。京都の丹後と聞くとどの地域なのかというのがあまりイメージがつかない人も多いです。

京都の丹後は京都の日本海側の地域を指します。福井県とか兵庫県の隣に位置しています。観光地でいうと、日本三景で有名な天橋立といったものがあります。

そのため皆様が想像する京都とは全く異なる地域であるといえるでしょう。

人喰い岩はその京都丹後の日本酒なのです。酒造は木下酒造というところで作られているお酒になります。ラベルも個性的で面白い感じです。

京都の丹後は観光にもおすすめ。少しマニア向け

京都の丹後は観光としては京都の主要な場所と比べると少しマイナーな場所だといえます。

甘味は過去に、京都の丹後に一人旅で行ったのですが、一人で旅行するにはもってこいの場所であるという印象で好感触でした。

何より鈍行列車でゆっくりと旅をする感じは牧歌的であり、ご飯も日本海側の海の幸を堪能することができるので最高です。特に北海道民からすると、本州で食べるサザエやフグなどは、これまでに食べたことがなかったのでカルチャーショックでした。

人喰い岩とは京都丹後にある岩のことで日本酒名になった

人喰い岩とは、京都丹後の兜山の頂上付近にある岩が、大きく口を開けているように見えることからついた名前のようです。丹後久美浜の地元の昔話でも出てくるもののようですね。

”人喰い岩”はすっきりしていてとても美味でした


日本酒は個人の好みもあるので、どういったお酒が美味しいかについては、人によって大きく異なります。人喰い岩は甘味が好きなタイプである、すっきりして、キレがある感じでおいしく頂くことができました。

京都には思ったより地元の日本酒がたくさんあって楽しかったです。今度はもうちょっとしっかりとした状態で日本酒を味わえればなと思いました(一次会でビールを多めに飲んでしまっていたので)。