日本酒のお供に最適。”たち”とはいったいどんな食べ物?

こんにちは甘味です。
季節も寒くなってきて、旬となる食べ物にも変化が出てきました。

居酒屋のメニューのおつまみも少しずつ様変わりしていき、冬の味覚が楽しめるようになってきました。

今回は、日本酒のお供に最高の冬の味覚である、タラの”たち”について紹介してきます。

タラの”たち”は白子のこと


タラの”たち”と聞いても、イマイチピンと来ないといった人もいると思います。実はこのたちという言葉は北海道の方言のことを指すのです。

その意味としては、白子という意味があります。フグの料亭とかでよくでてくるアレです。北海道ではこのシーズンになると、スーパーなどでもタラのたちがよく出回るのです。

たちは鍋やおでんの具にも最適

たちの真骨頂は、おでんや鍋料理といったあったかい料理によく出てきます。この季節になると、こういったたち鍋やたちのおでんといったメニューが居酒屋にも並んできます。お店にも寄りますが、たちのおでんの場合には、600円~800円くらいで楽しむことができます。

たちの天ぷらも絶品

たちの天ぷらというのも居酒屋メニューではよく出てきます。こちらの価格帯に関しても、600円~800円帯で注文することができます。

とってもクリーミーで、天ぷらのホクホク感とも相まって最高においしいので、北海道に来た際には是非とも食べてもらいたいものになります。

たちポンは生のたちを味わうのに最適。寿司ネタもある。

たちポンというのは、生のたちを湯引きなどで軽く処理しつつ、ポン酢ともみじおろしであえて食べるものなります。こちらも最高においしい食べ方の一つで、お店によっては、回転ずしのネタにもあるので、機会があれば食べてみるのも良いでしょう。

たち料理は家庭でも作ることができる

北海道の場合には、このシーズンになるとたちがスーパーでも出回るので、自分で湯引きなどの処理をすることで、自宅でもたち料理を楽しむことができます。

北海道のたちの家庭料理で多いのは、たちの味噌汁などが挙げられます。もちろんたち鍋も簡単にたちを堪能できる料理の一つになるのでおすすめです。

たちを家庭で料理する場合に気を付けたいのは、たちの下処理です。そのままの状態のたちだと、ぬめりとか血が残っている場合があるので、事前にたちをボールに移して、水でしっかりと洗い落とすことが重要になります。

日本酒との相性も良かった

たちと日本酒の相性は当然良くて、たちの海鮮の風味を日本酒で洗い流すのは最高においしいです。甘味は主に甘口の日本酒が好きなのですが、濃厚な強烈な磯の感じを一緒に味わうのなら、キレのある辛口も良いかなといった印象でした。