こんにちは。
一時期いろいろとブログが滞っていた時期がありました。
その原因の一つとしては、お金に関するトラブルを抱えていてメンタルがボロボロになってしまっていたことが原因でした。
単純にいうと、知り合いに多額のお金を貸した結果、借りパクされて返ってこなくなったことというのが顛末になります。
他人に多額のお金を貸すことのリスクを身をもって体感し、今後私と同じ被害者が出ないようにするためにも備忘録として残しておこうと思い、この記事を書きました。
ぜひとも、私のお金に関する失敗談を糧に失敗しないお金のリテラシーを身に着けていただけば幸いに思います。
今回の借金トラブルの原因となった相手との出会いは、私が常連で通っていた居酒屋でのカウンター席での出会いでした。
その時はカウンター席で出会い、いろいろとお酒などをおごってもらい、以降他の居酒屋さんや焼き肉屋、キャバクラなどに一緒でいくような仲になりました。
その中でも当初、クズは羽振りがよく、いろいろなお会計で奢ってくれたりと、お金を持っているような印象を持ちました。
クズの仕事内容を聞いてみたことがあったのですが、当初は複数の飲食店を経営しているといっており、常に会計では領収書を取っており、経費で落としているので特に違和感はありませんでした。
そんな感じでクズとよく飲みに行く関係性になってきて、とあるときにクズから連絡が来て「銀行からお金が出せなくなり、一時的に○○万円(金額は伏せます)を貸してほしい、銀行が再度使えるようになったらお金を増やして返すから」と言ってきました。
お金を貸すことに関しては、当初は全く考えていなかったのですが、迷惑電話レベルで連絡が来るので、いやいやお金を貸すことにしました。
その後はどうなったかというと、クズ曰く「銀行口座を復活させるためには、収めるべき税金が収まっておらず、追加で○○万円が必要で貸してほしい」と連絡が来ました。その時点で怪しいと疑うべきだったのですが、今までに貸した○○万円が無駄になるのが嫌、つまり貸し倒れになるリスクが嫌すぎで、追加で貸してしまったのが、今回の泥沼金銭トラブルの始まりでした。
これ以降は同じような理由で、何度も「次はこれの支払いがあるから貸してほしい」とばかり言って貸した金額は雪だるま式に増えていきました。
しかも当初のお金を借りたい理由とかを説明する際には執拗に電話連絡にこだわり、ラインの文章に残すことを極端に嫌がっており、今思うとこの時点で怪しさ満点でおかしいことに気づくべきでした。
そんな口車に乗せられて、貸した金額はかなりの額に膨れ上がりますが、返済は一度数万円が振り込まれるだけで、返済は以降一切行われませんでした。この一回の返済というのが、後々にこちらに不利になることになるのでした。
返済の際には、こちらから振込先の口座を伝えてそこに振り込んでもらう形をとっていたのですが、振り込みましたと連絡を受けても一切入金は確認できない。
それをクズに問いただすと、クズの使っている銀行口座はネットバンクで、オンラインの振込が15時以降になったので、振込反映が次の営業日以降になるという言い訳でした。
当然次の日になっても入金はされず、問いただすも意味の解らない言い訳ばかりを言っていました。
そこで私は、24時間入金対応可能な楽天銀行の口座を振込先に指定したのですが、こちらへの入金は執拗に嫌がっていました。
さらにクズが入金したという証明で使っていた手口というのが、振込予約というシステムを使ってあたかも入金を完了させたようなスクショを見せてきていて、こちらも最初はそれを見て入金されたんだと納得してしまいました。
当初のお金の貸し借りの約束は口約束だったので、金額もやばくなってきたので事後的に借用書(債務承認弁済契約書)を作成しました。
その作成に関しては、クズも問題なく同意し、印鑑も署名も押させて書類を作成することはできました。私はこの時点で少し安心して油断していたのかもしれません。
借金をそもそも返す気もなく、差し押さえで取られるものもないのが確定していれば、借用書なんて書いても書かなくても大して変わらないのですから。。。
借金は一切返済されない一方で、返済します、明日には振り込みますという連絡だけはほぼほぼ毎日続いていました(返済されないのに、嘘の返済予定ばかり聞かされているのでほ、ほぼほぼ後半は迷惑電話と変わらない状態でした)。
もう堪忍袋の緒が私も切れてしまい、債権回収につよい弁護士さんに何件か相談しました。結果としては、この手のクズは意外といるみたいで、裁判で勝てたとしても差し押さえるものが無くて、結局無駄足になる可能性が高いということでした。
こちらとしては、もうハラワタが煮えくり返るような思いでしたが、結局は泣き寝入りするしかないのかという現実を突きつけられました。
そうこうしているうちに、これまでは普通に連絡そのものは取れていたのですが、一時期から一切電話もラインもSMSもつながらなくなりました。とうとう借りパクされて逃げられたという思いになりました。
どうしても借金を借りパクされたことに納得することができず、最寄りの警察書のメール相談に望みを託しました。そうして今回の借金トラブルの顛末をメールに乗せて送ったところ、一度警察署で話を聞いてくれることになりました。
そこでこれまでのラインのやり取り、貸した金額の整理などを行い警察署に赴いて、いろいろとお話しを聞かせて貰ったのですが、やはり今回の一件のみで詐欺で訴えるのはやはり難しいというお話をいただきました。
クリティカルだったのは次の二点で、①一回だけでも返済が行われている点、②当初の借金の理由が電話でしかのこっていないので、こちらがそのクズがいった当初の借金の理由で騙された立証が難しい、というところだったと思います。
いろいろと手を尽くしたのですが、これ以上はこちらとしても打つ手がないということで、今回の借金トラブルに関しては泣き寝入りするしかないことが確定しました。
風の噂によるとそのクズは別件で取っ捕まったという説も流れており、ネット上でもわりと別件での借金トラブルの情報が落ちていました。
あちこちで私と同じようなことをやって騙してきていたのだなと思うとやりきれませんね。
今回の借金トラブルを体験して、何点か教訓を得ることができました。まずは、他人にお金を貸すことは絶対にしてはいけない、そして万が一貸すときには最初に借りる理由を確認して書面(LINEのメッセ―ジなど)に残すこと、連帯保証人を取ることです。
他人にお金を貸してもいいことなんて一つもありません。利息を付けても借りパクされて返してくれないのが関の山です。金額は言うことができませんが、今回の借金トラブルで私は一時的に一文無しに近いところまで行ってしまいました。クズに対しては恨み積年でいずれは、しかるべき対応をしようと考えています(借金の時効次第ではありますが。。。)。
それにしても、借金トラブルを起こしたクズの情報が流れてくるのって結構早くでびっくりしました。当初別の知り合いからクズが晒されている情報を聞いたときにまさかと思い、そこを見に行きましたが、私が持っていた情報とばっちり一致していて、ある種の怖さを覚えました。
よほどのことがない限り借金は借りるのも貸すのも絶対にやめましょう。これだけはガチです。